子どもの接し方に“正解”はない!メンタライジングで大事な「知らないの姿勢」

コラム

子どもの接し方に正解を求めて、疲れてしまったことはありませんか?

今回のコラムは、こちらの動画でお話した内容です。

ネットや本で「正しい声かけ」を調べても、子どもが黙り込んだり反発したり……。

そんなとき、大人側も「自分は向いていないのかも」と自分を責めてしまいがちです。

今回のブログでは、子どもとの関わりが少し楽になる「知らないの姿勢」についてご紹介します。


「正解」は外にあるのではなく、子どもが持っている

私たちはつい、ネットや本の中に「正しい接し方」を探してしまいます。

でも実は
子どもにどう接したらいいかという問いの答えは、子ども自身がすでに持っています

世の中にある「正解」はあくまで一般的なもの。目の前にいるその子のための正解は、その子にしかわかりません。大事なのは、大人があらかじめ答えを決めてしまうのではなく、「この子はいま、どんな気持ちなんだろう?」と白紙の状態で向き合うことです。

「知らないの姿勢」とは?

メンタライジングでも大事とされている「知らないの姿勢」には、3つのポイントがあります。

  • 答えを先に持たない
  • わかったつもりにならない
  • 子どもを「教える対象」ではなく「感じている一人の人間」として見る

私たちは「早く解決したい」「役に立ちたい」という思いから、つい「それってこういうことでしょ?」と先回りしてしまいがちです。

しかし、わかったつもりになって出した「答え」が子どもの本音とズレていると、心の距離はどんどん離れてしまいます。

あえて「わからない」という立場に立つことで、子どもの本当の姿が見えてくるのです。

教科書通りにいかなくていい(乳児のミルクの例)

例えば、「赤ちゃんには3時間おきにミルクをあげる」という教科書的なルール。

でも、もし3時間経っていなくても赤ちゃんが泣いていたら?

私は、「3時間経ってないから、ミルクはまだあげちゃダメだ。抱っこで許してね…」と思いながら必死に抱っこしていました。

お腹がすいて泣いているかもしれないのに…苦笑

「教科書にはこう書いてあるから」とルールに縛られるのではなく、「この子はいま、どうしてほしいのかな?」と目の前の赤ちゃんと向き合うこと。

教科書と向き合うのではなく、その子と向き合う。 

それがその子のためにもなるし、私たち大人のしんどさもラクにしてくれます。

「正しくありたい」自分を責めないで

「知らないの姿勢」が大事だと言われても、親や先生という立場上、「正しく導かなきゃ」と思ってしまうのは自然なことです。

正しさを求めてしまうのは、その役割意識が強すぎるだけで、あなたの責任ではありません。

まずは、

  • 正解を探さなくていい
  • 完全に理解しなくていい
  • わからなさを許していい

と自分に言い聞かせて、正しくいようとする自分を許してあげてください。

おわりに:自分の気持ちも大切に

子どもを理解するためには、まず大人が自分の気持ちを整えることも必要です。
ここポートでは、月に1回「気持ちを想像してもらう会」をオンラインで開催しています。

もし「子どもとの関わり方に迷っている」「一人で抱え込むのがしんどい」と感じたら、ぜひ一度覗いてみてください。

「答えは、子どもが教えてくれる」
その言葉を胸に、少し肩の力を抜いて子どもと向き合ってみませんか?

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